【期間工】の魅力といえば、なんといってもあの高額報酬。たくさん働いて、早くたくさんの収入を得たいですよね。
でも面接を受けたら「じゃあ、採用しますので明日から来てください」となるわけじゃありませんし、「三か月後に来て下さい」といわれたら、「それよりは早く働いて、稼ぎたい!」そう思いますよね。
「期間工に採用されたら、いつから働けるのか?」。気になる疑問について、詳しく面接から流れに沿って、ご説明したいと思います。
【期間工】とはどんな職業なのか?
その前に、まず【期間工】について、少しだけご説明致します。
【期間工】とは「ある一定の期間、契約で仕事に従事する者」を指します。一般的に「契約社員」と呼ばれる業務形態です。そしてそのほとんどの【期間工】が人材派遣会社を窓口として、工場と直接契約を結び「契約社員」になります。
ちょっと紛らわらしいですが「派遣社員」ではありません。人材派遣会社はトヨタならトヨタと契約を結ぶための紹介をしてくれる窓口であり、契約を結ぶ相手先はトヨタになります。
面接したい、働きたい意思を連絡する相手は人材派遣会社
【期間工】として働きたい場合、まず面接を受ける相手先は工場になるのですが、面接を受けたいと連絡する相手先のほとんどは、【人材派遣会社】、所謂アウトソーシング業務を担う会社になります。
では、一般的な人材派遣会社を窓口とした、面接からの流れを見てみましょう。また、採用までの期間、どのくらいの日数を必要とするのかも、合わせて説明していきます。
面接から採用までの流れ
1. 【連絡】
まずはインターネットや求人誌を見て、どこの【人材派遣会社】にするか、選びます。選んだら、インターネットサイトに名前や住所、希望勤務地などを登録して申し込むか、直接電話で働きたい旨を伝えます。
早く働きたい方は、そのことを相手方に直接電話で伝える方がいいでしょう。(0日)
2. 【1次面談】
人材派遣会社から【面談日】が告げられ、まず【人材派遣会社と【面談】を行います。(連絡からおよそ1週間内)
工場と面接を行う前に、人材として適正な条件を満たしているかどうか、また働く本人の条件や、勤務先工場の福利厚生の説明、などを打ち合わせます。
3. 【2次面接】
今度は働くメーカーとの【面接】になります。面接地はあなたの居住地に一番近い工場メーカーの面接会場になります。
大手メーカーは各地域に面接会場を設けており、週に最低1回は【面接】を行っているところがほとんどです。スケジュールの都合と会場場所が近ければ、人材派遣会社との面談後から最短で翌日に【面接】を受けるということも可能です。
もちろん、面接会場までの交通費、派遣会社によってはホテル滞在費が支給されるところまであります。一般的な流れとして、【面接】までの所要日数は人派遣会社の面談後から約1週間はみて下さい。
面接に必要なものは一般的に3点です。
①履歴書②筆記用具③印鑑
この3点は念のため、用意しておきましょう。その他、必要なものはそれぞれの派遣会社によって異なります。
4. 【採用】
派遣先が決まり、いよいよ引っ越しです。
引っ越し先のほとんどは寮になります。アパート寮、集団寮とありますが、そこは勤務地工場が保有する寮の形態によって変わってきます。
その多くは家賃無料です。
電気光熱費も無料のところがほとんどです。もちろん、引っ越し費用も大体のところは一定額で支給されます。引っ越し費用を安く抑え「余ったお金で貯金」なんて、嬉しい裏ワザも出来ちゃいます。(採用連絡から引っ越し完了まで約1週間)
5. 【研修期間】まずは研修と健康診断。(3~4日)
工場でいよいよ研修が始まるのですが、研修初日はほとんどの場合、健康診断を行います。
身長、体重、血圧、採血、レントゲン、聴力検査、視力検査、問診などです。
その翌日から大体3~4日程度、研修が行われます。
健康診断の時点で給与が発生しています。研修期間も当然です。
ですので「いつから働けるか?」の問いの答えとしては、この時点から働ける、給与が発生することになります。
6. 【業務開始】
晴れてあなたも立派な期間工です。ガンガン働いて、たくさん稼いぎましょう!
まとめ 面接から採用までは約1ヵ月です
働きたい意思を人材派遣会社に連絡して、給与の発生する健康診断、研修までの期間は、おおよそ1ヵ月ほどかかるのが一般的です。
もう少し早く働きたい方は、最初の連絡の段階で申し出ましょう。
それでも最短コースで約2週間はみて下さい。たくさん収入を得られて、福利厚生もバッチリな期間工。それだけに急を要していても、まずは慎重に。
急がば回れ、です。人材派遣会社選びから、勢いで飛びつかずに、冷静さをもって、しっかり働き始めましょう。
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